2017年12月1日金曜日

2017.12.1 第24回外国語教育セミナー ピアレビュー

コンテンツ研究部門では,以下の内容で第24回外国語教育セミナー(教員・院生向け)を実施しました。



日時 2017年12月1日(金) 0850~1120
会場 神戸大学鶴甲第1キャンパス(国際文化学部キャンパス)D615 (CALL教室)

第1部 センター教員ピアレビュー(0850~0950) 
報告者 
英語:グリア教授・島津教授
未修:シュルツェ特任准教授
※ビデオカンファレンス方式を採用しています。各教員が自分自身の授業風景をビデオに撮影し,その一部を上演しながら,それぞれの授業の工夫などについて報告します(質疑・入れ替え込み1名20分)。

第2部 講演会(1000~1120)
講師 大阪大学大学院言語文化研究科 岡田悠佑准教授
演題 「大阪大学における外国語教育:英語カリキュラム改革を中心に」(仮題)

新しい時代の外国語教育システムの開発を目指して精力的な改革を行われている大阪大学より,改革の中心メンバーの一人である岡田先生をお招きし,阪大の改革の狙い,研究系大規模国立大学における今後の外国語教育のありかたについてお話をお伺いします。



講師ご略歴


講師ご専門 
会話分析(conversation analysis)による応用言語学研究(相互行為能力としてのコミュニケーション能力の研究)を中心とし,現在は,日本企業への米議会公聴会,第二言語での採用面接試験,第二言語会話能力インタビューテスト,第二言語での入試面接などのテーマでも研究を展開しておられます(講師ウェブサイトより)



※本セミナーは例年通り,外部にも公開しております。参加希望の方は,11月25日までに担当 iskwshin@gmail.com までメイルでご一報くださいませ。


終了報告(2017.12.2)

当日は,学外参加者2名を含め,20名の参加があり,盛況でした。1年に1回,同僚の授業の工夫から学びあう意義あるイベントとして定着してきた感があります。



            グリア教授による報告(選抜クラスACEの運営について)

グリア教授による報告(教科書をうまく使って,トピックについての学びを深める)

島津教授による報告(個人活動と集団活動を組み合わせたリテラシーの授業)

島津教授による報告(学生がペアで立ち,指定されたキーワードを相手に伝わるよう英語で説明する)

シュルツ特任准教授による報告(ドイツ語Bの授業:評価から教育内容を考えるbackward design)

シュルツ特任准教授による報告(活動にリアリティをもたせる自主開発の教具類)
岡田講師による講演(阪大での改革とプロジェクト型授業の実践について)

岡田講師による講演(阪大での改革とプロジェクト型授業の実践について)



アンケート結果
回収・・・15
所属・・・神大教員10,外部大学教員1,院生4,

第1部ピアレビューについて
参考になった・・・15
ある程度参考になった・・・0
ふつう・・・0
あまり参考にならなかった・・・0
参考にならなかった・・・0

第2部講演について
参考になった・・・13
ある程度参考になった・・・2
ふつう・・・0
あまり参考にならなかった・・・0
参考にならなかった・・・0

主なご意見
・同僚の努力を知って自分も頑張らねばと思った
・いつも何らかのヒントが得られる
・教員もreflectionできる良い機会
・おもしろかった
・自分でも試してみようと思う方法がたくさんあり発見になった
・共感できる点も多く励みになる
・岡田先生の講演はすばらしかった。本学修了生の活躍がうれしい。
・ピアレビューの先生にはもっと話してもらいたい(1人30分など)
・ピアレビュー,講演とも,動画あり,内容がよくわかり参考になった


(ご参考) 本部門企画による過去の外国語教育セミナーでの招聘講師
2011     日野先生(大阪大)
2012  ご講演なし
2013  森先生(関西大)
2014 金丸先生(京都大) 
2015 于康先生(関西学院大) 
2016 太田先生(南山大)