2012年3月31日土曜日

平成23年度コンテンツ研究部門事業報告


国際コミュニケーションセンター
平成23年度研究部門年次計画 実施報告

コンテンツ研究部門
石川慎一郎・朱春躍・村田滝道

1. 【英語学習セミナー主催】
(概要)平成23425日(月)に「平成23年度第1回英語学習セミナー:大学新入生のためのTOEIC®入門」を,613日(月)に「平成23年度第2回英語学習セミナー:留学へのパスポート―TOEFL®入門―」を実施した。
(目的)学部学生の英語学習への動機付けを強化する。
(成果)第1回セミナーには約150名の参加が,第2回セミナーには14名の参加があり,それぞれ好評であった。

2. 【神戸大学TOEIC-IPテスト/神戸大学TOEFL-ITPテスト主催】
(概要)神戸大学生協との共催により,TOEICとして10回(1年用5回,上級用5回),TOEFLとして4回の試験を実施した。
(目的)神戸大学生に英語学習成果の継続的な測定・診断機会を提供し,英語学習の動機の維持をはかるとともに,就職活動への間接支援を行う。
(成果)神戸大学TOEICテスト(1年生用)には1173名,同(上級生用)には1269名,神戸大学TOEFL-ITPテストには170名の学生が参加した。

神戸大学TOEICテスト(1年生用)
1回(05/26) 590.6  N=174      2(07/02)  573.3  N=332           3(10/29)  596.6  N=199
4(12/10)  580.5  N=304           5(01/21)  585.2  N=164

神戸大学TOEICテスト(上級生用) 平均点・受験者数
1(05/07) 620.4  N=246                           2(06/25) 601.9  N=258                           3(10/15) 650.9  N=232
4(12/03) 659.0  N=300                           5(01/28) 621.4 N=233

神戸大学TOEFL-ITPテスト 平均点・受験者数
1回(05/28 499.8 N=64            2(07/30)  502.1 N=63               3(11/26)  507.5  N=19
4(02/04)  486.1 N=24

3. 【外国語授業ピアレビュー企画・実施】
(概要)平成2312月にピアレビューを行った。本年度は従来の行事を拡大し,教員のピアレビューに加え,外部講師を招へいした講演会を実施した。
(目的)センター所属教員が,外国語授業の様々な展開法について学ぶ機会を提供し,もって,本学外国語教育の質的向上をはかる。
(成果)実施記録
3回外国語教育セミナー「外国語教授法を考える」
<第1部:センター教員外国語授業ピアレビュー>
日時:平成23122日(金)9:2010:30
会場:神戸大学鶴甲第1(国際文化学研究科)キャンパスD 615教室
司会:朱春躍教授
内容:開会のことば(柏木副センター長),島津厚久教授授業紹介,枡田義一教授授業紹介,大和知史准教授授業紹介,閉会のことば(島津センター長)
参加者:17名(センター教員14名,大学院生2名,外部1名)

<第2部:講演会>
日時:平成23125日(月)17:0018:30
会場:神戸大学鶴甲第1(国際文化学研究科)キャンパスD615教室
講師:大阪大学教授 日野信行先生
演題:「リアルタイムのニュースを通して国際英語の世界に参加する授業」
概要:本講演で主に報告する実践は、授業当日の各国のTVニュースとリアルタイムでの英字新聞電子版(CALL教室を使用)を通して,国際英語の世界にリアルタイムで参加する授業である。またこの他の実践として,自己表現のための英作文についても少し報告したい。

4. KALCSプログラム実施支援】
(概要)KALCSプロジェクト委員会と連携し,KALCSプログラムにかかる企画・運営を行った。
(目的)神戸大学学生の英語基礎力の向上に加え,大学院生・教員の国際的学術活動の促進をはかる。
(成果)チュートリアル 97名(前期43+後期54),セミナー 329名(前期214+後期115),コンテスト 23名(1次予選参加者数), KALCS文庫借出し 136名,合計585名の利用があった。また,年度末に事業報告書を作成し,センター紀要に投稿した。
 
5. 【調査研究活動】
(概要)「外部テスト」「教育目標」「教材」等,大学における外国語教育のコンテンツに関係した諸問題についての基礎調査を実施した。センター中期目標をふまえ,23年のスパン内の適切な段階で調査結果を報告書形式でまとめる予定である。
(目的)外国語教育の内容論に関わる諸問題を検討する上での基礎資料の作成を行う。
(成果)部門ブログ(201221日エントリ)において,注目すべき他大学の取り組みについての情報提供を行った。

6. 【アドバンスト英語科目の設置・単位化に関する調査等】
(概要)昨年度重点調査の結果をふまえ,アドバンスト英語科目のさらなる効率的な配置を検討した。また,当該科目の単位化状況について調査を行い,部会・部門を通して単位化拡張の要望を行った。
(目的)学生ニーズとのマッチングをふまえた教育リソースの効率的な展開をはかり,あわせて全学におけるアドバンスト科目の認知度向上を図る。
(成果)当部門作成の資料に基づき,大学教育推進機構に提案を行った。また,一部部局において,単位化の拡充が実現した。

7. 【広報活動】
(概要)独自のコンテンツ研究部門ブログを作成し,部門での活動の体系的な記録・広報を行った。
(目的)学生への情報提供チャンネルの増加ならびに部門活動の可視化を図る。
(成果)1年間に24件のエントリが作成され,センター主催の外部テスト結果や,部門業務について情報提供が行われた。同ブログには記録を取った半年間で,月平均170200件,合計1600件程度のアクセスがあった。






8. 【附属学校連携支援】
(概要)神戸大学附属学校と本センターの外国語教育にかかる連携を支援する。
(目的)附属学校における外国語教育の質的向上と,本センターの有するリソースの地域還元を行う。
(成果)12月に第1回の連携会議を開催し,今後の連携強化の基盤整備を行った。

平成23年度 第1回大学・附属学校英語教育連携推進会議
日 時:平成23年12月12日(月)17:00~18:45
場 所:神戸大学国際コミュニケーションセンターD603
議 題:
1.神戸大学および附属学校およびで行われている英語教育についての意見交換
附属住吉小学校からの説明              資料1 
附属明石小学校・附属小学校からの説明        資料2
附属中等教育学校明石校舎からの説明         資料3
附属中等教育学校住吉校舎からの説明         資料4
神戸大学国際コミュニケーションセンターからの説明      
2.神戸大学と附属学校の連携に関わる今後の取組について
3.その他

2012年3月4日日曜日

2012.3.31 平成23年度外部試験実施結果(総括)


平成23年度(2011年度)の神戸大学国際コミュニケーションセンター・神戸大学生協主催のすべての英語外部試験が終了しました。本年度の受験者数,平均点情報は下記のとおりです。各回の詳細スコアなどは,本ブログの該当のエントリをご確認ください。

神戸大学TOEICテスト(1年生用) 平均点・受験者数
第1回(05/26) 590.6  N=174
第2回(07/02)  573.3  N=332
第3回(10/29)  596.6  N=199
第4回(12/10)  580.5  N=304
第5回(01/21)  585.2  N=164

神戸大学TOEICテスト(上級生用) 平均点・受験者数
第1回(05/07) 620.4  N=246
第2回(06/25) 601.9  N=258
第3回(10/15) 650.9  N=232
第4回(12/03) 659.0  N=300
第5回(01/28) 621.4 N=233


神戸大学TOEFL-ITPテスト 平均点・受験者数
第1回(05/28) 499.8 N=64
第2回(07/30)  502.1 N=63
第3回(11/26)  507.5  N=19
第4回(02/04)  486.1 N=24

(平成23年度の概況)
★23年度は,本学1学年定員の2540名の約46%にあたる延べ1173名の1年生が,TOEICを受験しました。
★1年生のTOEICの通年平均は585.2点でした。
★23年度は,本学2~4年定員の7620名の約18%にあたる延べ1269名の上級生が,TOEICを受験しました。
★上級生の通年平均は630.7点でした。
★以上を合わせて,TOEICの年間受験者数は2442名でした。
★年間で170名の学生がTOEFL-PBTテストを受験し,通年平均は498.9点でした。
★2年次の「TOEIC特別単位認定」者は,リーディング181名,オーラル181名,延べ362名でした(※追記2012.4.20)。




2012年2月17日金曜日

2012.2.17 カレッジTOEIC S/Wテスト

当コンテンツ研究部門では,大学生協と共催で,神戸大学TOEIC(R)-IPテストを実施しております。このたび,スピーキングやライティングの能力を直接測定するTOEIC(R)S/WテストのIP版の特別受験制度が設定されました。通常の受験料に比べてきわめて安価に設定されており,S/Wテスト受験の貴重な機会ですので,本学学生で興味のある方は,ぜひふるってお申込みください。

日程 2月17日(金)
会場 国際ビジネスコミュニケーション協会大阪事務所
時間 10時~ 13時~ 16時~
費用 3150円(キャンペーン特別価格)
問合せ・申込方法 神戸大学学生会館書籍部

※当テストの受験は神戸大学生協組合員限定です。


2012年2月4日土曜日

2012.2.4 TOEFL-ITP 第4回テスト


本年度の最終回のTOEFL-ITPテストが終了しました。
時期的な問題もあり,受験者数はごくわずかとなりました。

受験者数 24
平均点
T1 47.44
T2 49.36
T3 49.04
総合 486.12

これまでの回と比べても成績は低めになっています。
留学希望者の学生諸君におかれては,定期的に受験するなどして,目標スコアの獲得を目指してほしいと思います。

総合平均点
第1回 499.8
第2回  502.1
第3回
第4回  486.1



2012年2月3日金曜日

2012.2.1 国内大学における英語評価システムについて

大学の英語科目における評価システムについては様々な考え方があり,当部門においても,他大学の実態調査を準備しているところです。

全国の大学の中には,すぐれた実践を行っておられるところが多く存在しますが,ここでは,国立大学における実践例として2例を紹介します。

1. 東京外国語大学英語力最適化プロジェクト 英語学習支援センター
「英語学習支援・評価システム連環プログラム」 http://www.tufs.ac.jp/common/elc/project.htm

(上記ウェブサイトより引用)本学では、一、二年次の副専攻英語科目の履修において、ELCが提供する一定量の学習課題の達成を義務づけている。これにより、学習時間の飛躍的な拡充を図り、全学習者の英語運用能力の質保証をより確実なものとする。また、入学時及び一、二年次の各修了時に、全学生に対し、TOEIC-IPテストの受験を義務づけ、Can-Do調査を併せて実施することで、各学習者の英語力を詳細に把握し、それらの情報を担当教員へフィードバックする。これにより、授業内、授業外の双方における学習とその評価を連環させる「英語学習支援・評価システム連環プログラム」を開発する。また、定点的な評価タスクを各授業に導入し、それによって評価基準を客観化し、GPAの基盤作りに役立てる。スピーキング評価では、ACTFL開発の口頭インタビュー・テスト(OPI)に基づいたSST(Standard Speaking Test)を参照した評価基準を、ライティング評価では、ケンブリッジ大学ESOLとの提携によるEnglish Profile Programmeの評価基準を導入する。これによって、学習ポートフォリオ評価を組み込んだ多面的な能力評価を実現し、欧州共通言語参照枠(CEFR)に準拠した、独自の「言語パスポート」の発行によって、学習者の総合的到達度を認定する。以上の取組を全学的な支援体制のもとに遂行し、本学における学士力の重要な指標のひとつである英語力、すなわち「専門レベルの高度な英語力」の質保証を実現する。(引用ここまで)


2. 名古屋大学新カリキュラム

長畑明利(2009)「名古屋大学全学教育 「英語新カリキュラム」の概要及び若干の考察」『名古屋高等教育研究』9号
 http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/publications/journal/no9/02.pdf

(長畑氏ご論文より引用) 新カリキュラムにおいては、世界各地で用いられ、また定評のある検定試験(TOEFL-ITP 及び Criterion)の一斉受験が行われ、「世界に通用する尺度」が導入される。検定試験は1年前期のコース分けに用いられ、1年終了時に再度実施される一斉受験によって、学習の成果を見ることを可能にするものである。同時に、これらの検定試験を導入することによって、学生は個別授業における優良可不可の評価に加え、世界的に通用する尺度によって自身の英語力(あくまで、これらの検定試験によって測定できる英語力ではあるが)を知ることができる。また、後述のように、1年後期開講授業においては、これらの検定試験の成績を対面授業の評価の一部に加えることになっており、授業における成績評価においても「世界に通用する尺度」を部分的に採り入れることが意図されている。(引用ここまで)

2012年1月28日土曜日

2012.01.28 TOEIC-IP(上回生用)第5回テスト

本年度最終試験が終了しました。

実施日:2012年1月28日

■結果返却日:2月9日

■受験者数:233名

■リスニング平均点:322.6

■リーディング平均点:298.8

■合計平均点: 621.4
最高値:985  最低値:285  標準偏差:137.0

■コメント
受験生の減少のせいか,前回より低下しましたが,まずまず平年並みのスコア状況と言えるでしょう。楽天,ユニクロなど,国内有力企業のTOEICへの急傾斜にあおられ気味な学生諸君もおられるかもしれませんが,本当に求められるのは,スコアではなく,英語の真の意味での基礎力です。そうした基礎力をしっかりつける学習を今後とも継続なさってください。


■参考
上回生用TOEIC-IPテスト平均点・受験者数の推移
第1回(5月) 620.4(246名)
第2回(6月)  601.9(258名)
第3回(10月) 650.9(232名)
第4回(12月) 659.0(300名)
第5回(1月)621.4(233名)

2012年1月21日土曜日

2012.1.21 TOEIC-IP(1回生用)第5回テスト


1回生対象・TOEIC-IPテスト第5回試験を実施しました。


■実施日:2012年1月21日

■結果返却日:2月2日

■受験者数:164名

■リスニング平均点:298.6

■リーディング平均点:286.7

■合計平均点: 585.2
最高値:910  最低値:340  標準偏差:101.2

■コメント
学期末のため,受験生数が若干減り,平均点も数ポイント減少しましたが,おおよそ例年通りの成績となっています。リスニング,リーディングそれぞれ350点以上という免除基準に達した皆さんは,遅れないように教務課宛に申請してくださるようお願いします。

■参考
1回生用TOEIC-IPテスト平均点・受験者数の推移
第1回(5月) 590.6(174名)
第2回(7月)  573.3(332名)
第3回(10月) 596.6(199名)
第4回(12月) 580.5(304名)
第5回(1月) 585.2(164名)