2019年4月12日金曜日

2019.4.12 平成31年度第1回大学・附属学校英語教育連携推進会議

2018.4.12
平成31年度第1回大学・附属学校英語教育連携推進会議を実施しました。

平成31年度第1回大学・附属学校英語教育連携推進会議
日時:平成31年4月12日(金)17:00~18:30
場所:国際コミュニケーションセンターD506

・開会あいさつ
・報告事項 附属学校の現状について

議事
【議題1】附属小学校:英語教育の動向について
【議題2】附属中等教育学校前期課程:英語教育の動向について
【議題3】附属中等教育学校後期課程:英語教育の動向について
【議題4】大学英語教育の動向について
【議題5】2019 年度アドバイザリー及び共同研究について
・その他意見交換
・閉会あいさつ

資料:
0 2019 年度 神戸大学 大学・附属学校英語教育連携推進会議構成員名簿
1 附属学校再編等に係る現状について
2 附属小学校・英語教育の現状と課題について
3 附属中等教育学校後期課程・英語教育高度化に向けた取組
4 神戸大学の英語教育の動向
5 H31年度研究アドバイザリー(案)

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終了報告

上記の会議を開催しました。(文責:石川)

◎出席者(50音順)
附属学校部(1):蔭木
大学(7):石川・柏木・木原・島津・保田・大和・横川
中等教育学校(8):泉・島・軽尾・大八木・篠原・岩見・ジェレミー・山岸
小学校(2):石田・田淵

◎各校種からの報告概要,質疑概要
(附属学校部)各校の動静報告,児童・生徒数の変容,入試(入検)の状況など。
(小学校)2年生からの領域は教科に変更したが英語は従前体制で実施。
 質疑:どの程度の定着度なのか?-スキットはほぼ7~8割が読める。
(中等前期・後期)英語力の着実な向上。国の指針(卒業時A2+)をはるかに上回る実績があがっている。
 質疑:テーマ別学習で教科書はどのように使っているのか?-必要に応じて取捨選択。パフォーマンス評価はどのように?-プレゼンや作文などを総合的に評価。
(大学)4単位化が始まった。広義のアカデミックイングリッシュを共通の指針に。英語力の高い学生を選抜したACEコースの展開を実施。
 質疑:大学生の英語学習の動機づけは?-様々な学生がいるので学生の多様なニーズに応じて各授業で意識付けなどをおこなっている。

◎意見交換(主な意見)
・大学のACE会議に中等生が発表・参加するなどのコラボレーションの可能性があるのでは?(※前向きに検討するという方向が出席者間で合意された)
・発音指導の工夫をどう行うか?
・小学校英語では限られた時間内でアウトプットをどう担保するか?
・教材をどう有効に使っていくか?

会議風景

意見交換

(記録者コメント)
今年度は改装されたアクティブラーニング教室を使用し,テーブルごとに,小中高大の教員が自由に意見交換を行う時間を設けたが,様々な協力・共同研究等の可能性が見え,有意義であったと思われる。附属を持つ全国の国立大学は多いが,このような取り組みを継続的・体系的に行っているところは少ない。全国的に見てもユニークなこの連携の取り組みが10年以上にわたって長く続き,かつ,双方にとって連携の成果があがっていることは特筆すべきであろう。


(参考:過去の会議の記録)
2019年度
https://solac-contents.blogspot.com/2018/04/2018423-301.html

2018年度
https://solac-contents.blogspot.com/2018/04/2018423-301.html

2017年度
https://solac-contents.blogspot.com/2017/05/2017421-h29.html

2016年度
https://solac-contents.blogspot.com/2016/04/2016422.html

2015年度
https://solac-contents.blogspot.com/2015/03/2015427-271.html