2017年3月31日金曜日

2017.3.31 平成28年度部門事業報告

大学教育推進機構 国際コミュニケーションセンター
平成28年度研究部門活動報告(案)

コンテンツ研究部門 石川慎一郎(代表)・朱春躍・福岡麻子

【1. 外国語学習セミナー主催】
(目的)学部学生の外国語学習への動機付けを強化する。
(事業)平成28年度は,下記の9回のセミナーを実施した。
(成果)昨年の8回を超える9回のセミナーを実行し,昨年の600名を超える約730名の参加者を得た。また,部門外から,木原准教授,廣田准教授,高橋講師の多大な御助力を得た。
2017.3.14-16  第9回外国語学習セミナー:中国語検定試験入門(参加者5名)(担当: 高橋講師)
2016.11.02 第8回外国語学習セミナー:ドイツ語検定試験入門(参加者13名) (担当:福岡准教授)
2016.07.26 第7回外国語学習セミナー: 原サチコ先生ワークショップ(参加者35名) (担当:福岡准教授)
2016.05.17 第6回外国語学習セミナー:フランス語検定試験説明会(参加者5名) (担当:廣田准教授)
2016.05.09 第5回外国語学習セミナー:IELTS入門(参加者42名) (担当:木原准教授)
2016.04.27 第4回外国語学習セミナー:フランス語スタートアップ授業外学習セミナー(参加者13名) (担当:廣田准教授)
2016.04.26 第3回外国語学習セミナー:フランス語検定試験(DELF)説明会(参加者14名) (担当:廣田准教授)
2016.04.20 第2回外国語学習セミナー:新入生のためのTOEFL入門(参加者260名) (担当:石川教授)
2016.04.13 第1回外国語学習セミナー:新入生のためのTOEIC入門(参加者380名) (担当:石川教授)

【2. 神戸大学TOEIC-IPテスト/神戸大学TOEFL-ITPテスト主催】
(目的)神戸大学生に英語学習成果の継続的な測定・診断機会を提供し,英語学習の動機の維持をはかるとともに,就職活動への間接支援を行う。
(事業)神戸大学生協との共催により,TOEIC5回,TOEFL4回の試験を実施した。
(成果)神戸大学TOEICテストには約600名,神戸大学TOEFLテストには約150名の参加があった。

【3. 外国語教育セミナー(外国語授業ピアレビュー)企画・実施】
(目的)センター所属教員が,外国語授業の様々な展開法について学ぶ機会を提供し,もって,本学外国語教育の質的向上をはかる。
(事業)2016年12月4日(金)に第17回外国語教育セミナーとして,ピアレビューおよび講演会を行った。また,部門の朱教授の企画により,外部講師を招聘しての講演会を実施した。
(成果)実施記録

2016.12.9 第20回外国語教育セミナー ピアレビュー
日時 2016年12月9日(金) 0850~1100
会場 神戸大学鶴甲第1キャンパス(国際文化学部キャンパス)D615 (CALL教室)
第1部 センター教員ピアレビュー(0850~0950)
報告者 木原准教授(英語) 保田准教授(英語) 西出講師(ドイツ語)
※ビデオカンファレンス方式を採用しています。各教員が自分自身の授業風景をビデオに撮影し,その一部を上演しながら,それぞれの授業の工夫などについて報告します(質疑・入れ替え込み1名20分)。
第2部 講演会(0950~1100)
講師 南山大学 太田達也先生
演題 「学習者中心の外国語教育について考える」
講師ご専門 日本人ドイツ語学習者の作文プロセスと教員フィードバックの受容、ドイツ語教員養成など
参加者数; 23名
アンケート結果(出席者23,回収回答数14)
第1部 有益だった 13 ある程度有益だった 1 どちらとも言えない/あまり有益でなかった/有益でなかった 0
第2部 有益だった 13  ある程度有益だった 1 どちらとも言えない/あまり有益でなかった/有益でなかった 0
※詳細は,部門ブログ参照
http://solac-contents.blogspot.jp/2016/10/2016129-20.html



【4. KALCSプログラム実施支援】
(目的)神戸大学学生の英語基礎力の向上に加え,大学院生・教員の国際的学術活動の促進をはかる。
(概要)KALCSプロジェクト委員会と連携し,KALCSプログラムにかかる企画・運営を行った。
(成果)予算が削減される中,専任事務員の雇用ができなくなったが,他の補佐員のサポートを得て,概ね同様の業務を遂行し,チュートリアル216名,プレゼンセミナー255名ほか,全体で486名の参加があった。また,1年間の記録は,中山靖子・鳴海千春(2017)「平成28年度KALCSプログラム事業報告」にまとめられ,『神戸大学国際コミュニケーションセンター紀要』13号に掲載された。
 
【5. 調査研究活動】
(目的)外国語教育の内容論に関わる諸問題を検討する上での基礎資料の作成を行う。
(概要)「外部試験」の状況について依頼を受けてデータ分析と結果の報告を行う。
(成果)部門教員(石川)により,「英語外部試験結果報告」および「English Autonomousアンケート結果分析報告」の2本の分析レポートが作成され,センター運営委員会で報告された。

【6. 広報活動】
(目的)学生への情報提供チャンネルの増加ならびに部門活動の可視化を図る。
(概要)コンテンツ研究部門ブログを作成し,部門での活動の体系的な記録・広報を行った。
(成果)1年間に17件のエントリが作成・発信され,センター主催の外部テスト結果や,部門業務について情報提供が行われた。同ブログには年度内に約4,000件のアクセスがあった(開設時より累計22,804ヒット)。

【7. 附属学校連携支援】
(目的)附属学校における外国語教育の質的向上と,本センターの有するリソースの地域還元を行う。
(概要)神戸大学附属学校と本センターの外国語教育にかかる連携を支援した。
(成果)4月22日に平成28年度大学・附属学校英語教育連携推進会議を開催した。また,部門教員が研究アドバイザーとして同校のスーパーグローバルハイスクール事業の指導を行った。加えて,部門教員が支援者となって,附属中等学校教員が平成29年度科研費(奨励研究)に採択された(昨年度より2年連続しての採択)。

平成28年度第1回大学・附属学校英語教育連携推進会議 議事録
日 時:平成28年4月22日(金)17:35~18:50
場 所:神戸大学国際コミュニケーションセンターD603
出 席
○大学教育推進機構国際コミュニケーションセンター:石川慎一郎,柏木治美,加藤雅之,木原恵美子,グリア・ティモシー,島津厚久,横川博一,(オブザーバー)福岡麻子[ドイツ語]
○附属学校:石田麻衣子,津田敦子,緒方高士,泉美穂,興津紀子,軽尾弥々,篠原泰子,横山安律子,岩見理華,真田弘和,松岡梨花,高順子
○附属学校部:川端係長,竹林主任

【報告事項1】附属学校全体の現状について
【議題1】附属小学校:英語教育の現状と課題について
【議題2】附属中等教育学校:英語教育の現状と課題について
【議題3】大学英語教育の現状と課題について
【議題4】H28年度アドバイザリーについて
【議題5】大学・附属共同研究の現状について
※詳細は部門ブログ参照
http://solac-contents.blogspot.jp/2016/04/2016422.html